少し前になりますが、「研究者の結婚生活」が日本の研究者出版から発売されました。
研究者が世間に知られる機会は、研究成果がメディアに注目され、ニュース番組や新聞などで報道される場合がほとんどでしょうか。その人柄について触れられるような機会はノーベル賞を受賞したときくらいだとおもいます。
研究者がどのような生活を送っているのか。とくに、結婚している研究者の家庭や結婚するまでの過程はほとんど知られていないでしょう。昨今話題になっている学術会議問題では、研究者はあたかも特権階級のような、貴族のような生活を送っているようなイメージをもとに書かれているようにも感じます。ドラマ、映画に出てくる研究者は、試験管の中の液体を混ぜて爆発させていますが、それは現実の研究者の実態と一致しているでしょうか?
わずか10人の例ではありますが、「結婚」をキーワードにした研究者の生態を垣間見ることができる一冊が本書になります。ちなみに、私の体験は8つ目のエピソードとして収録されています。
研究者というのは、やっぱり考え方が尖っているのか、10個のエピソードはそれぞれとてもユニークで面白かったです。涙あり笑いありのエピソード集になっているので、仕事や勉強が疲れた時の息抜きに読んでいただけたらと思います。この本は次のような方を読者として想定して書かれており、特にその方達には有用な情報になると思います。
・結婚を考えている研究者
・結婚したい研究者
・研究者との結婚を考えている人
・研究者を目指している学生
・研究者の道へ進むか悩んでいる学生
・研究者のご両親や親族
本書「研究者の結婚生活」はアマゾンからも購入できます。
Kindle Unlimitedに入っている方はそちらから読み放題です。
本書から一部抜粋
編集者による補足やコメントも見どころのひとつ。
また、朝日新聞のWeb論座にも取り上げられています。